2014年7月26日土曜日

V/Aもの その⑩



またまたCRSな内容のコンピがリリースされたので紹介します。その名も『D​.​I​.​Y. In the Summer Time』!


参加バンドは Mad Conductor、Dead Rejects、Ghetto Blaster、The Stupid Stupid Henchmen、Anti-Venöm、Night Gaunts、Atrocity Solution など、超激ヤバな顔ぶれ!

トップバッターを飾るのは、今CRSファンの間で話題沸騰中の Positive Junk!超クラストなナンバーをぶちかましています!のっけからヤバい!

新しい顔ぶれもちらほら見られ、彼らも負けていない。今は解散してしまった Ghetto Blaster のメンバーが現在進行形でやっているバンド Panama Red や Big Brother も登場しており、注目!The Rotten Blue Menace や The Insomniac Collective、Asian Terrör なども良い!


今回のコンピをリリースしたのは、フライヤーやバンドのロゴデザインなどを手がけているアメリカの DIY or DIE Graphics というDIYレーベルだ。今回のコンピで得た利益はマンチェスターの狩猟反対団体に寄付されるそうだ。


これまでにも数多くのCRS系コンピがリリースされたが、今回のコンピが今までで一番熱い内容になっているような気がしてなりません!聴けばこの夏をさらに暑くすること間違い無し!ちなみにこのコンピがリリースされたときは29曲しか入っていなかったが、今は31曲に増えている。今後も増えていくかもしれないので見逃さないようにせねば!


(追記)
bandcampでダウンロードした音楽フォルダがうまく解凍できない場合は、フォルダ名を一旦変えて短くしてやるとうまく解凍できるみたいです。



2014年7月6日日曜日

新作情報 [Dead Rejects - This Is Killing Me]


Dead Rejects の1stアルバム『This Is Killing Me』がリリースされた。


このアルバムはアメリカの有名パンクニュースサイト Dying Scene でも取り上げられ、「間違いなく今年のTop10に入るアルバム」と言わしめた。


そもそも本作品は、CRSファンの絶大な支援により成り立っている。

Dead Rejects は2012年のデビュー時から世界中のCRSファンに注目され、アルバムのリリースが期待されていた。しかし資金難の状態にあったことから Indiegogo キャンペーン でアルバム制作資金を募ったところ、多くのCRSファンが資金を援助し、アルバム制作にこぎつけることができた。中には高額援助する人が多くいたが、そのほとんどが日本人だったらしい(Shane談)。


そういうわけで、このアルバムにはCRSファンの熱い期待と、Dead Rejects の全精力が込められており、その結果、素晴らしいアルバムが仕上がった。当然のごとく Crack Rock Steady な作品となっているわけだが、どこか甘く湿っぽい香りが漂ってくるスカサウンドは唯一無二。Atrocity Solution もボーカル参加しており、文句の付けようが無い!


とりあえず現在のところはデジタル音源のみのリリースになっており、Bandcamp にてダウンロードできる。CDは後にリリースされる模様。まずはデジタル音源を入手して、Dead Rejects サウンドを体感すべし!大音量で鳴らすことをオススメします!


<Bandcamp>
deadrejectsnj.bandcamp.com/(現在ダウンロードは有料。と言ってもたった1ドル。)
riotskarecords.bandcamp.com/(現在フリーダウンロード可)




2014年6月29日日曜日

#89 Black Star Dub Collective



前回紹介したバンド Autonomads とぜひセットで覚えて貰いたく、このバンドを取り上げてみた。


Black Star Dub Collective はイギリス・マンチェスターの Dub/Reggae バンドで、Autonomads とは兄弟のようなバンドだ。CRSの要素はかなり薄いが、彼らのスタイルが面白く、CRSファンでも十分楽しめるサウンドを鳴らしてるバンドだと思うので本ブログで紹介させて貰う。


Black Star Dub Collective は2009年、サウンドシステム(野外ダンスパーティを提供する移動式の音響設備)文化を愛し、Dub/Reggae/Roots/Dancehall の音楽を愛して病まない精鋭たちにより結成された。その音楽を愛する者なら誰でもバンドに参加できるのだろうか、バンドのラインナップは現在進行形で雪だるま式に増大している。そのため、下記のメンバー一覧に示すようにラインナップが豊富で、ブルーシート担当という謎のメンバーまでいる(笑)。バンド名に「Dub Collective」と付いてるぐらいなので彼らは Dub 集団であり、それにパンクテイストな味付けをしたサウンドを鳴らしている。彼らの目的は次世代の Dub/Reggae サウンドを作り上げることのようだ。


2011年に Autonomads とのスプリットでリリースしたアルバム From Rusholme With Dub は双方のDub魂が燃えたぎった作品になっており、要チェックだ。つい先日も新譜 Vampire をリリースしており、サウンドに磨きがかかっている。今後の活動を注目して見ていきたいところ。


話は変わるが、先日、Pumpkin Records の創始者が誰なのか気になって調べてみたら、The Something Somethings のギタリスト Matt とドラマー Bo であることがわかった。この2人は現在、Black Star Dub Collective のメンバーになっている。Pumpkin Records はトリッキーなバンドを多く排出しているが、素晴らしい音楽レーベルを立ち上げてくれた2人に敬意をはらい閉めたいと思う。


国:
イギリス

メンバー:
Mike - ボーカル
Mozza - サブ・ベース
Perkins - ギター
Matt - ギター、プロダクション
Bo - ドラム、パーカッション
Johno- キーボード、オルガン、メロディカ、ボーカル
Gary T- スペースエコー、サンプル
Beanie - キーボード、ハーモニー、アルトサックス
OL- パーカッション、ドラム
Jimmy Dread- トロンボーン
Boonie - メロディカ
Carly Jan - ボーカル
Marios - ライブサウンド
Luke BD7- ライブサウンド
Herbal - ブルーシート
Kenny - リミックス
Janine- ボーカル
Joe Yorke- ボーカル、口笛
Alejandro- ソプラノサックス

活動期間:
2009年~

作品:
2011 - From Rusholme With Dub(Autonomads とのスプリット・アルバム)
2013 - 99% Uprising EP
2014 - Vampire EP


リンク:
ホームページ
bandcamp



2014年6月22日日曜日

#88 Autonomads



Autonomads はイギリス・マンチェスターの男女混成5人組 Dub/Anarcho/Punk/Ska/CRSバンド。どちらかと言うと、Dub Punk ファンや Anarcho Punk ファンからの支持が厚いようだ。かと言ってCRSの要素も感じられる本バンドは、CRSファンも必聴!とこれだけは私が満を持して言いたい。


彼らのサウンドを一言で言い表せば「虚無感」ということになる。それは彼らのアートワークを見ても感じ取ることができる。

退廃した街の真ん中でガスマスクを被り座禅を組む僧侶・・・なんとも異様で虚しい感じが伝わってくるジャケットの1stアルバム No Mans Land だが、サウンドもやっぱり虚無的で、聴いてるとどうしようもなくやるせない憂鬱な気分にさせられるかもしれない。Dub や Ska のテクニックを駆使してそういった世界観が作り出されてるわけで、特異なサウンドと言える。もちろん、ボーカルの潰れた声によってCRS感が出ていることも外せない。


しかし、サックスのねっとりとした音色やメロディカの哀愁ある音色、そして女性ボーカルの美しいコーラスがまた魅惑的なサウンドを醸し出しているのも特記事項だ。2ndアルバムの One Day This Will All Be Gone?.?.?. EVERYTHING NOW! では特にそれが強く出ている。このバンドはこういう美メロ的な要素もあるので、本当に特異なバンドだと思う。1stアルバム、2ndアルバムともにCDが売り出されているので、ぜひとも買って聴いてもらいたいCRSマニア激推薦バンドです。Pumpkin Records や bigcartel から購入可能だ。


国:
イギリス

メンバー:
Robbie Wild - ギター、ボーカル
Porl - ドラム、ボーカル
Ehliot - ベース
Perkie - キーボード、メロディカ(ピアニカ)、ボーカル
Eeyun - ギター、ボーカル

活動期間:
2007年~

作品:
2008 - No Mans Land(2013年に再発)

2011 - From Rusholme With Dub(Blackstar Dub Collective とのスプリット・アルバム)

2014 - One Day This Will All Be Gone?.?.?. EVERYTHING NOW!

リンク:



2014年6月1日日曜日

Crack Rock Steady シーンまとめ


別サイトにて Crack Rock Steady シーンをまとめました。
Crack Rock Steady の音楽性や代表的なCRSバンドなどについて簡単に知ることができると思います。良かったら見て下さい。

【中毒性が高い!】過激なスカバンドが集まるCrack Rock Steadyシーン【SKA】 - NAVER まとめ


2014年5月11日日曜日

#87 Atterkop



U.K.を代表するCRSレーベル Riot Ska Records の設立者でありながら、これまで Offbeat HeroesPrivate Gain といったCRSバンドでフロントマンを務めてきたミスター・ライオット・スカの Chris が、2012年の秋頃から新しいバンドをやっている。


それが今回紹介するこのバンド、Atterkop だ。
(つーわけで、Private Gain は現在解散しています。)


Atterkop のことは前にもチラッと言ったことあるが、この度デビューEPがリリースされてようやく彼らの全容が見えてきたので、今回正式に紹介します。


今度の彼らのスタイルは、「CRS×Dub(ダブ)」!


ダブと言えばレゲェにエコーやリバーブなどのエフェクトを過剰に施した音楽のことであり、少し幻想的なサウンドになっているのが特徴と言える。
これまで紹介してきたCRSバンドの中でも Braindead がダブを巧みに操ってCRSの新たな境地を生み出してきた。ヨーロッパの方ではダブを取り入れたCRSバンドがいくつか出始めているので、今後注目していきたいスタイルでもある。Crack Rock Steady ならぬ、「Crack Dub」という新たなジャンルを確立させても良いかもしれない。(笑)


というわけで、Atterkop がヘヴィ・ダブ・パンク・バンドと銘打って張り切っているのだが、先日満を持してリリースした デビューEP はダブ色が若干薄い(笑)。
期待したほどダブの要素が入ってないが、1曲目からCRSファン好みのライオット・スカなナンバーでブッ飛ばしてるので決して悪くは無い!そんなデビューEPは6曲入りで、CDでリリースされているので気になる人は買っちゃって下さい。bandcamp 他、Riot Ska RecordsPumpkin Records から買えます。ちゃっかりミュージックビデオも制作されてるので下に貼っておきます。


メンバー:
Chris - ボーカル
Upsettah - ギター
Steen - ベース
Luke - ドラム

国:
イギリス

活動期間:
2012年~

作品:
2014 - Atterkop EP

リンク:
bandcamp


2014年5月4日日曜日

#86 The Shit Kickers


先日の Corporation の 新譜リリース に、Corporation を前から聴いていたコアなCRSファンはきっと舞い上がったことでしょう。今回のCRSバンド紹介は、そんな Corporation 好きへの朗報になるかと思います(もし知ってたらごめんなさい)。


The Shit Kickers は、Corporation が結成される前に Corporation のメンバーである Ian(Corporation では !an と名乗っている)と Derek が在籍していたバンド。つまり、Corporation の前身バンドである。


メインボーカルを務めていたのはやっぱり我らが Ian。

この頃からスカを混ぜ込んだCRS系のサウンドを演奏しているが、そこまでヘヴィでダークな雰囲気は無く、キャッチーで聴きやすさがある。Corporation で出しているような過度なスクリームも少なく、この頃はまだCRSバンドの風格が出ていないように感じられる。


どちらかと言うと、80年代USハードコアを思わせるような熱気ぷんぷんの熱いハードコアをメインで演奏しているので、そちらのほうを楽しむつもりで聴いてみると良いかもしれない。Derek のドラムさばきが圧巻なので、そちらにも注目して聴いてもらいたい。


肝心の音源は、彼らのベスト盤 The Greatest Hits が Unknown Records Free Section にアップされています。他にアルバムが存在するのかどうかは分かりません。(笑)


今回 The Shit Kickers について調べるにあたり、 The Shit Kickers の情報がほとんど得られませんでした。彼らの音源も Unknown Records Free Section に何気なくアップされてるのをたまたま見つけただけだったので。しかし百聞は一見にしかず。仕上がりは結構良いのでぜひ聴いてみてください。


国:
カナダ

メンバー:
Ian - ボーカル、ベース
Dan - ギター
? - ギター
Derek - ドラム

活動期間:


作品:
2005 - The Greatest Hits