前回紹介したバンド Autonomads とぜひセットで覚えて貰いたく、このバンドを取り上げてみた。
Black Star Dub Collective はイギリス・マンチェスターの Dub/Reggae バンドで、Autonomads とは兄弟のようなバンドだ。CRSの要素はかなり薄いが、彼らのスタイルが面白く、CRSファンでも十分楽しめるサウンドを鳴らしてるバンドだと思うので本ブログで紹介させて貰う。
Black Star Dub Collective は2009年、サウンドシステム(野外ダンスパーティを提供する移動式の音響設備)文化を愛し、Dub/Reggae/Roots/Dancehall の音楽を愛して病まない精鋭たちにより結成された。その音楽を愛する者なら誰でもバンドに参加できるのだろうか、バンドのラインナップは現在進行形で雪だるま式に増大している。そのため、下記のメンバー一覧に示すようにラインナップが豊富で、ブルーシート担当という謎のメンバーまでいる(笑)。バンド名に「Dub Collective」と付いてるぐらいなので彼らは Dub 集団であり、それにパンクテイストな味付けをしたサウンドを鳴らしている。彼らの目的は次世代の Dub/Reggae サウンドを作り上げることのようだ。
2011年に Autonomads とのスプリットでリリースしたアルバム From Rusholme With Dub は双方のDub魂が燃えたぎった作品になっており、要チェックだ。つい先日も新譜 Vampire をリリースしており、サウンドに磨きがかかっている。今後の活動を注目して見ていきたいところ。
話は変わるが、先日、Pumpkin Records の創始者が誰なのか気になって調べてみたら、The Something Somethings のギタリスト Matt とドラマー Bo であることがわかった。この2人は現在、Black Star Dub Collective のメンバーになっている。Pumpkin Records はトリッキーなバンドを多く排出しているが、素晴らしい音楽レーベルを立ち上げてくれた2人に敬意をはらい閉めたいと思う。
国:
イギリス
メンバー:
Mike - ボーカル
Mozza - サブ・ベース
Perkins - ギター
Matt - ギター、プロダクション
Bo - ドラム、パーカッション
Johno- キーボード、オルガン、メロディカ、ボーカル
Gary T- スペースエコー、サンプル
Beanie - キーボード、ハーモニー、アルトサックス
OL- パーカッション、ドラム
Jimmy Dread- トロンボーン
Boonie - メロディカ
Carly Jan - ボーカル
Marios - ライブサウンド
Luke BD7- ライブサウンド
Herbal - ブルーシート
Kenny - リミックス
Janine- ボーカル
Joe Yorke- ボーカル、口笛
Alejandro- ソプラノサックス
活動期間:
2009年~
作品:
2011 - From Rusholme With Dub(Autonomads とのスプリット・アルバム)
2013 - 99% Uprising EP
2014 - Vampire EP
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