U.K.を代表するCRSレーベル Riot Ska Records の設立者でありながら、これまで Offbeat Heroes や Private Gain といったCRSバンドでフロントマンを務めてきたミスター・ライオット・スカの Chris が、2012年の秋頃から新しいバンドをやっている。
それが今回紹介するこのバンド、Atterkop だ。
(つーわけで、Private Gain は現在解散しています。)
Atterkop のことは前にもチラッと言ったことあるが、この度デビューEPがリリースされてようやく彼らの全容が見えてきたので、今回正式に紹介します。
今度の彼らのスタイルは、「CRS×Dub(ダブ)」!
ダブと言えばレゲェにエコーやリバーブなどのエフェクトを過剰に施した音楽のことであり、少し幻想的なサウンドになっているのが特徴と言える。
これまで紹介してきたCRSバンドの中でも Braindead がダブを巧みに操ってCRSの新たな境地を生み出してきた。ヨーロッパの方ではダブを取り入れたCRSバンドがいくつか出始めているので、今後注目していきたいスタイルでもある。Crack Rock Steady ならぬ、「Crack Dub」という新たなジャンルを確立させても良いかもしれない。(笑)
というわけで、Atterkop がヘヴィ・ダブ・パンク・バンドと銘打って張り切っているのだが、先日満を持してリリースした デビューEP はダブ色が若干薄い(笑)。
期待したほどダブの要素が入ってないが、1曲目からCRSファン好みのライオット・スカなナンバーでブッ飛ばしてるので決して悪くは無い!そんなデビューEPは6曲入りで、CDでリリースされているので気になる人は買っちゃって下さい。bandcamp 他、Riot Ska Records や Pumpkin Records から買えます。ちゃっかりミュージックビデオも制作されてるので下に貼っておきます。
メンバー:
Chris - ボーカル
Upsettah - ギター
Steen - ベース
Luke - ドラム
国:
イギリス
活動期間:
2012年~
作品:
2014 - Atterkop EP
リンク:
bandcamp
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