2015年5月10日日曜日

CRSマニアがガチで選んだCRS作品ランキングTop 30(30~21位)

これまで数多くのCRS作品を聴いてきた私CRSマニアが、「これはかっこいい!もっと多くの人に聴いてもらいたい!」と思った作品をガチで選んでランキング化してみました。

本当はTop 20の作品だけ選んで発表しようかなと思ったのですが、選びきれなかったので結局Top 30になってしまいました。それぐらい人に勧めたいかっこいい作品が多いです。1バンドから1つの作品だけ選んでいます。これからCRS作品を聴く人への参考にでもなればいいな~と思ってます。

評価の基準として、①邪悪度、②パンチ度、③作り込み度、④ノリの良さの点から評価しました。とりあえず今回は30位から21位まで発表します!


ではいってみよ~。



【30位】
Luvdump : Age Of Authority(2013年)


まず30位がこれ、Luvdumpのデビューアルバム!疾走系のメロディック・ハードコアにスカやダブの要素を織り交ぜながらも、全体的にキリリと引き締まった硬派なサウンドに仕上がってるのがこの作品の良さだ。社会に対するメッセージ性が非常に強く、「行動を起こせ!」と言わんばかりに力強く訴えかけてくるので思わず心が揺さぶられてしまう。かっこいい作品だ。

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【29位】
Autonomads : No Mans Land(2012年)


29位にはこれを選んだ。数あるCRS作品の中でも異色の作品と言えよう。アナーコ・ダブ・パンクバンドとしても有名なAutonomadsのデビューアルバムだ。暗い雰囲気があって激しさはあまり無いが、メロディカを使った妖艶なダブのサウンドが魅惑的で、独特の世界観が味わえる。2014年にリリースされた2ndアルバム『One Day This Will All Be Gone​.​.​. EVERYTHING NOW!』もオススメ!

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【28位】
Power Corrupts : War Against Reason(2007年)


パンチ力のある疾走スカチューンでドタバタと突き進む感じがたまらない!前身バンドであるWar Against Reasonの名をそのままアルバム名に持ってきたPower Corruptsのデビューアルバムが28位だ。収録曲数は17曲とボリュームがあり、最後までスピードを落とさずハードコアに畳み掛けてくる。そこに絶妙なタイミングでスカを織り交ぜてくるから、興奮しちゃいますよ。

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【27位】
Corporation : Return Of The Corporation


27位は、強烈なスカチューン全開のCorporationの3rdアルバム!切れ味のあるスカのカッティングとは相対的にベキベキとうねりまくるベース音が気になってしょうがないが、それを打ち消すかのようにボーカル・イアンの腹奥底から発せられる絶叫が実に強烈で爽快。でもダブのナンバーやホーンを使ったナンバーもあったりして、ちょいと小細工も見せてくれます。2014年にリリースされたCorporation最後のアルバムである『Shadows Of The Corporation』もオススメ!

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【26位】
The Poseurs : The Poseurs(2011年)


26位はこれ、ロシア語でダークに歌うCRSが魅力的なThe Poseursのデビューアルバム!いちいちリフがかっこよくてメロディックでキャッチーで、ラップを入れてるし、仕上がり度は上々。他のCRSバンドからMy Own ReligionやBeng Beng Cocktailをゲストボーカルで迎えていてかっこ良さはさらにアップ!まぁ、普通に良いと感じられる作品!

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【25位】
Union Jack : Tales Of Urban Freedom(2009年)


25位はザ・Bad Ska!なUnion Jackのデビューアルバム!デビューアルバムと言っても、それまで多くのデモやEPを制作してきて自分らのスタイルを磨き上げた上で発表したアルバムなので、かなり貫禄のある1stアルバムになっている。4曲目の『The 13 ways』や5曲目の『Stinky cities』などのように緻密に作り込まれた芸術性の高いスカチューンが聴け、最高に楽しい。ボーナストラックにはThe Clashのカバー曲あり!

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【24位】
Antimaniax : I'm Without Sleep In A Desert Of Concrete(2003年)


キャッチーに、そしてアングリーにかっ飛ばすスカチューン満載!24位はAntimaniaxが2003年にリリースしたこの2ndミニアルバムだが、この頃はまだCRSバンドがそれほどいなかったので、当時のCRSファンにこよなく愛された作品なのだ。アルバム名にもなっている3曲目の『I'm Without Sleep In This Desert Of Concrete』は名曲!2015年になってもまだまだ色あせてない!

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【23位】
Eskera : Ruido Debajo Del Puente(2011年)


「全てを破壊し尽せ!」と言わんばかりの超攻撃型キラースカチューンが圧巻!このブログではまだ紹介してなかったが、メキシコのCRSバンドEskeraによるこのデビューアルバムが23位だ。ただ漠然と攻撃的に演奏するだけでなく、ピロピロなメロディでしっかり音付けするあたりがにくい。ただ音質が悪いのが惜しい点だ。爆音で聴くことをお勧めします!

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【22位】
Leper : End Progress(2009年)


邪悪さで言えばCRSバンド随一だろう。邪悪と言うか、もうどす暗いです。22位はLeperの2ndアルバムだ。これまでCRSシーンの一部ではSkaとCrustやMetalをいかに融合させるか模索されてきたわけであるが、その極限の形がこの作品にあると思う。他方ではBlackend Ska Crustなどと呼ばれてるサウンドであり、あまりにもダークすぎてスカファンには少し敬遠しがちのサウンドかもしれないが、私は見事な作品だと思っている。CRSファンには存分にLeperの世界観を味わってもらいたい。

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【21位】
Public Serpents : The Feeding Of The Fortune 5000(2008年)


21位は、CRS界のレジェンドSkwertが率いるバンドPublic Serpentsのデビューアルバム!それまでChoking Victim、INDK、American Distressといったバンドでドラマーとして渡り歩いてきたSkwertがマイクを手に取り放った作品である。ハードコアとスカ/レゲェが織り成すサウンドが妙で、Skwertの中に眠っていた才能がみごと爆発した作品と言える。重要作品!

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というわけで、私CRSマニアがガチで選んだCRS作品Top 30の30位から21位まではこのようになりました。反響もお待ちしております。次回、20位から11位までを紹介します!お楽しみに~。

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