2015年8月30日日曜日
新作情報 [Dead Rejects - Could Be Worse]
Dead Rejects のニューアルバム『Could Be Worse』が本日 bandcamp にてリリースされました!
前作のアルバム『This Is Killing Me』がまだ記憶に新しいが、その前作のリリースからわずか1年とちょっとしか経たないうちでのリリースということで、勢いが感じられる!
本作品は8曲入りと、ミニアルバム的な感じに。
相変わらず哀愁あるCRSチューンを爆発させていて、Dead Rejects らしいアルバムになっていました。爆音で聴くことをおすすめします。
今回も Night Gaunts に Positive Junk と、今超勢いのあるCRSバンドが2組もゲスト参加している。(豪華!)
今のところbandcampだけでのリリースだが、いずれCDでのリリースもあるだろうから、待つべし!
もっとも、本作品は例のIndiegogoキャンペーンによって制作されたものなので、それに参加した人はもうすぐ自宅に届くことでしょう。私も参加しました!
2015年8月23日日曜日
#95 Король Бород (King of the beards)
世界にはまだまだ凄いCRSバンドが埋もれていると思いながらも、そう凄いCRSバンドには出会えないと思っていたら、とんでもないCRSバンドに出会ってしまった。
先日、bandcampでCRS音源巡りをしていたときに "Where is your God!?" と題されたアルバムに辿り着いた。
王様が白骨化した姿を描いた暗いジャケットがCRSな雰囲気を醸し出していて只ならぬ気配を感じたが、サウンドもそれに負けていなかった。はっきり言って感動ものだった。このアルバムが公開されたのは今年の6月末とわりと最近だが、誰かに発掘されている様子は全く感じられなかった。自分は速攻そのアルバムを購入し、音楽プレイヤーにダウンロードした。それから約1週間、自分はそのアルバムの虜になっている。
先日、bandcampでCRS音源巡りをしていたときに "Where is your God!?" と題されたアルバムに辿り着いた。
王様が白骨化した姿を描いた暗いジャケットがCRSな雰囲気を醸し出していて只ならぬ気配を感じたが、サウンドもそれに負けていなかった。はっきり言って感動ものだった。このアルバムが公開されたのは今年の6月末とわりと最近だが、誰かに発掘されている様子は全く感じられなかった。自分は速攻そのアルバムを購入し、音楽プレイヤーにダウンロードした。それから約1週間、自分はそのアルバムの虜になっている。
この夏、Король БородというバンドがCrack Rock Steadyの超傑作を生み出したんじゃないかと思うくらい、凄い内容のアルバムになっている。
Король БородはロシアのCRSバンド。
ちょっとだけロシア語を勉強してみたので「コロリ・ボロド」と読むことが分かったが、正直自信はない。英語表記の "King of the Beards" でバンド名を覚えたほうがいいかもしれない。ちなみに意味は「あごひげの王様」だ。
このバンドについて色々調べてみたが、詳細はまったく掴めなかった。メンバーが何人いるのかも、どんな構成なのかも。わかっていることはロシアから最近現れたCRSバンドってことだけ。
バンドの詳細は分かり次第改めて紹介するとして、とかくアルバム Where is your God!? を聴いてみてほしい。全曲ドタバタなCRSチューンで、絶望的に歌い上げるボーカルの声が良。Crust~Black Metalあたりの要素をガッチリ取り入れながらも、軽快なピアノの音を入れ込んで爽快感を出すあたりにはもう脱帽。アルバムの最後にはカバー曲が入っているが、Dancehall Satan をカバーするあたりがにくい。全曲を通して本当に素晴らしい内容に仕上がっている。
自分が彼らの存在を知ったあとにFacebookで彼らのページ を見つけたのだが、自分が見たときにはまだフォローしてる人が4人しかいなかった。その数日後にまたFacebookを見てみると、初めてbandcampでダウンロードしてくれた人がいることを告げていた。どうやら、bandcampで彼らの音源をダウンロードした人は自分が最初だったらしい。
そんなわけで、Король Бородはまだほとんど世に知られてないバンドだが、凄まじいCRSバンドを発掘できたことにこの興奮が止まらない。
国:
ロシア
作品:
2014 - Covers & demos I
2015 - Where is your God!?
2015年8月16日日曜日
#94 G.G. Nonsense
いきなり私事から入りますが、先々月 Satanic Geek Mafia Records からリリースされたコンピ Riot Sound System vol.2 をかなり気に入ってまして、頻繁にこれを聴いてます。
内容がCRSすぎて本当に素晴らしいので、まだ聴いてない人はぜひ聴いてみてください。
実は今回紹介するバンド『G.G. Nonsense』はそのコンピのVol.1から参加してるバンドで、ずっと気になって仕方がなかったバンドだったので調べてみました。
G.G. Nonsense は意外や意外、ロシアのCRSバンド。
メキシコが拠点の Satanic Geek Mafia Records とはどこに接点があったのか?
それはさておき、彼らのサウンドがユニークすぎて面白い!
ロシア語で歌ってるっていう時点で我々日本人にとっちゃ珍しくてユニークなのだが、曲の構成がとにかく面白い。
ホーンとアコーディオンを使ってめちゃくちゃ陽気なスカを鳴らしてきたかと思いきや、突如天と地がひっくり返ったようにヘヴィメタルなダークサウンドに変えてきて、すぐにまたスカに戻したり・・・
やってることはめちゃくちゃなんだけど、それが逆に痛快でツボってしまう。
ボーカルはハードコアに歌ってて所々シャウトしてて、そこにCRSさが感じられる。その歌い方と全体のリフを含めて、確実に耳に残るようなセンスあるサウンドになっています。
作品はEPを2枚出してるのと、Asian Terrör とのスプリットを1枚出している。G.G. Nonsense はbandcampを作ってないようなので先のEP2枚は適当なところから音源を拾ってくるしかなさそうだ。スプリットのほうは Asian Terrör のbandcampからダウンロードできる。
マトリョーシカを開けてみたら天使と悪魔が交互に出てくる展開が待ってる。G.G. Nonsense はそんなバンドです!
国:
ロシア
メンバー:
不明
活動期間:
2008年~
作品:
2012 - Успех EP
2013 - Дешево EP
2013 - Tequila and Vodka(Asian Terrör とのスプリット)
内容がCRSすぎて本当に素晴らしいので、まだ聴いてない人はぜひ聴いてみてください。
実は今回紹介するバンド『G.G. Nonsense』はそのコンピのVol.1から参加してるバンドで、ずっと気になって仕方がなかったバンドだったので調べてみました。
G.G. Nonsense は意外や意外、ロシアのCRSバンド。
メキシコが拠点の Satanic Geek Mafia Records とはどこに接点があったのか?
それはさておき、彼らのサウンドがユニークすぎて面白い!
ロシア語で歌ってるっていう時点で我々日本人にとっちゃ珍しくてユニークなのだが、曲の構成がとにかく面白い。
ホーンとアコーディオンを使ってめちゃくちゃ陽気なスカを鳴らしてきたかと思いきや、突如天と地がひっくり返ったようにヘヴィメタルなダークサウンドに変えてきて、すぐにまたスカに戻したり・・・
やってることはめちゃくちゃなんだけど、それが逆に痛快でツボってしまう。
ボーカルはハードコアに歌ってて所々シャウトしてて、そこにCRSさが感じられる。その歌い方と全体のリフを含めて、確実に耳に残るようなセンスあるサウンドになっています。
作品はEPを2枚出してるのと、Asian Terrör とのスプリットを1枚出している。G.G. Nonsense はbandcampを作ってないようなので先のEP2枚は適当なところから音源を拾ってくるしかなさそうだ。スプリットのほうは Asian Terrör のbandcampからダウンロードできる。
マトリョーシカを開けてみたら天使と悪魔が交互に出てくる展開が待ってる。G.G. Nonsense はそんなバンドです!
国:
ロシア
メンバー:
不明
活動期間:
2008年~
作品:
2012 - Успех EP
2013 - Дешево EP
2013 - Tequila and Vodka(Asian Terrör とのスプリット)
2015年8月9日日曜日
V/Aもの その⑭
アメリカ/カリフォルニアはオレンジ郡のDIYレーベル No Time Records からCRSな内容のコンピ『No Time For Fun Vol. 1』がリリースされました!
No Time Records といえば以前 Choking Victim のフォークトリビューアルバム『Load Yer Pipes: A Folk-Punk Tribute to Choking Victim』をリリースしたことで紹介してますね。
さて、このコンピで彼らがやってくれました。
北海道の問題児スカパンクバンド Free Kick も参加!Satanic Geek Mafia Records のコンピに参加した U Can't Say No! に続く快挙!
Free Kick のフロントマンHIDEKI氏曰く、「遂にNo Timeが俺達を認めたんだぜ!」と。
この発言の真意のほどはわからないが、彼らが世界進出することに脅威を覚えてしまうのは何故でしょう。
まぁこのコンピには他にも凄いところがあって、まずCRS界のレジェンド Public Serpents が参加してること!(本当はこれが一番凄い。)
Public Serpents は1stアルバムリリース以降、メンバーがバラバラになって活動休止してたのだが、Skwertが最近になってメンバーを1から募ってバンドを再始動させようとしているのだ(近々アルバムを制作するとの情報もある)。
というわけで、Public Serpents 再始動の第一歩としてこのコンピのトップバッターを飾っており、「俺たちはまだまだやれるぜ!」というSkwertの声が聞えてくるようで熱い!
その他の参加バンドとしては Union Jack や The Stupid Stupid Henchmen などの有名どころから超絶マイナーなCRSバンドまで多数参加していて、全24曲入り!まぁ、正直なところ全体的にやや地味な内容かなという印象を受けました。
CDでのリリースも予定されており、bandcamp から予約できる。5ドルなのでめっちゃ安い!
最近はCRS系のコンピが色んなレーベルから立て続けにリリースされていて、なんだか勢いが感じられる。せっかくフリーで提供されてるコンピも多いので色んなCRSバンドの音源を聴きまくってCRSをエンジョイしよう!
登録:
投稿 (Atom)