「One(8)Sevenのフロントマン、Gringoが亡くなった」と。(ツイートをしたのはRiot Ska Recordsである。)
One(8)Seven(ワン・エイト・セブン)のことはずっと前から知っているし音源も持っている。
ただそこまで熱心に聴いてこなかったのは事実である。
今日、そのニュースを見て改めて彼らのサウンドを聴いてみたくなったので音源を漁ってみた。
そこには男Gringoによる魂の入った熱い叫びがあったことをお伝えしたい。
One(8)Sevenは2010年に結成されたルクセンブルク出身の6人組Crack Rock Steadyバンド。
楽器を持たないボーカルが2人おり、ラップを織り交ぜながら交互に歌う歌うスタイルをとっている。
軽快なスカのカッティングと重いCrustのリフを交互に切り替える展開はまさにCrack Rock Steadyビート。
そこに情緒的なメロディラインも乗せてエモーショナル感を出すあたりは技巧派と言える。
何より、坊主でいかつい風貌のボーカル、Gringoの腹奥底から放たれるえげつない叫びからは熱いものが感じられ、聴けば間違いなく"Crack Rock Steady"であることを感じ取れるバンドである。
Gringoの熱い叫びは唯一のアルバム Defense Starts With Heart で聴くことができる。
こんなにもかっこいいバンドがいながら彼らのことをもっと早く紹介できなかったのが残念でならない。
遅ればせながら、Crack Rock SteadyバンドOne(8)Sevenのことを知ってもらいたいと思う。
R.I.P.
国:
ルクセンブルク
メンバー:
Gringo - ボーカル
Dany Le Loup - ボーカル
Danny Epstein - ギター
Joe Lentz - ギター
Ben Hilges - ベース
Charel Kemp - ドラム
活動期間:
2010年~
作品:
2012 - Defense Starts With Heart
0 件のコメント:
コメントを投稿