2012年7月1日日曜日

#24 Misspent Youth


フランスの英雄、Union Jackが結成された翌年、同じくフランス・パリで結成された4人組CRSバンド。彼らに関する情報は少ないのだが、自己製作された唯一のアルバムを聴けば彼らの凄さがすぐに分かるはずだ。サイレン音とけたたましく鳴るドラム音から1曲目は始まり、ギチギチと唸るベースとディストーションでぶ厚く歪んだギターも入ってきて、何かヤバそうなことが起こりそうな雰囲気を感じさせる。その予感は的中し、2曲目で強烈なハードコア・チューンをかましてくる。その勢いのまま全曲突っ走っていくのかと思いきや、3曲目でスカ・チューンを投入。だがそのカッティング音は耳障りなほどガチャガチャしていてノイジーで、これまたノイジーなボーカルの声とかぶさってカオスな世界観を生み出している。そんな感じでダーティーなスカ・チューンとハードコア・チューンが交互に続き、聴いているだけで手に汗が滲んできて思わず「ファッキュー!!」と叫びそうになってしまう。

国:
フランス

メンバー:
Romain - ボーカル、ギター
J.B. - ギター、バックボーカル
Arnaud - ベース
Adrien - ドラム

活動期間:
1998年~?

作品:
2004 - Misspent Youth

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